キリン先生の教育ブログ

小学校教員の業務の中で考えていることなんかをダラダラ書いてます。。教員を目指す人にも、保護者にも、全く教育業界を知らない人にも、立ち止まって考えてもらえたらと思います。

小さいうちは。

自分には幼稚園に通う子どもがいる。

 

今朝、息子の幼稚園のお友達から手紙がきた。

 

手作りの封筒に、折り紙で折った動物と、簡単な一言お手紙が入っていた。

 

そういえば、

一週間前に、そのお友達に手紙を書いたんだよーって嫁様が言ってたな。ラブレター書いたよって。笑

 

そのお返事らしい。

 

息子の通う幼稚園は私立で、とても穏やかーな幼稚園だ。園舎は古い重要文化財の木造で、自然も豊かな中にあり、ゆったりとした雰囲気も気に入っている。

 

息子も幼稚園が大好きで、コロナの影響でなかなか友達に会えず、いつも幼稚園に行きたがっている。(預かり保育にはいっているが、ごく少人数だ)

 

その幼稚園は、経験・体験を大切にしている。たとえ、現代の技術を使えばさっと済むことも、じっくり考え体験させている。

 

そんな園なので親も同じような意識の人が多く、先の手紙もその1つだ。手作りの封筒に不器用な折り紙、たどたどしい文字。

 

一見すると面倒で効率が悪いが、子どもの思いを大切にしたものだと思う。

 

「そんなに会いたかったラインでテレビ電話しよう」と親が言ってしまうのもありだけど。

その時の子どもの思いは「手紙」だったんだな。

 

ハイテクもローテクも、効率も非効率も、小さいうちは何事も体験してみよう。体験していれば大きくなったときに本当に自分にその時々に必要なものが見えてくる。

 

そんな事を思う自分は、実は超ドライな超効率主義者であるが。笑