できるのに、できないの。
休校中にオンライン授業を行った公立学校はわずか5% 「やらず嫌い」の先生はスマホと三脚の準備を
公立の教師は、あくまで組織の一員として教師をしているわけで、
やりたいけれど、一人で勝手にやっちゃダメなんだよ。
スマホがあればできるくらいは分かっている。
具体的なイメージもできる。
ここでも、公立の悪しき平等主義。
不憫に感じている教師は相当いるんじゃないのかな。
とりあえず始めることの意味
オンライン学習とかリモートでの家庭対応とか、なんで進めないのか。
いつもいつもいつも、いーっつも、
言い訳のように言われるのが、
「できない家庭がある。その子の学習権はどうするんだ!!」
はい、これ。もはやこれを言えばなんでも通っちゃう。
じゃあなんだ?
オンライン学習ができない僅かな家庭のために、オンライン学習ができるほとんどの家庭の学習権は多少侵害されてもいいと思うのか??
日本の公教育の、悪しき平等主義!!
尾木さんも言ってるよ↓↓ってそこまで言ってないか。笑
尾木ママ「とにかくやれ!」 オンライン授業が進まない自治体にいら立ち
でも主張は一緒だよね。たぶん。笑
困難を抱えた家庭への配慮をいつも訴える尾木さんも言ってるんだし(?)
もういい加減に「横一列で手を繋いでゴール♪」の時代の発想はやめよう。
「感染」か「学び」か?!
新型コロナの感染拡大を、ある程度抑えつつ、学びもある程度は進める。
これを元に考えると、学校の授業では今まで培ってきた、いわゆる「主体的・対話的で深い学び」は放棄ということなんだろうか。
知識や技能を詰め込むのではなく、自分からに学習に向かえるような教材や仕掛けをもとに、考えを練り合わせ、答え無き答えに向かっていくような・・・
そんな授業は無理なんだろうか。
文部科学省からの指針を読むと、かなりユルーく解釈をすると、そんな授業もできなくはないが、
おそらくほとんどの学校では、頭を突き合わせて議論するような授業はしないんだろうな。
飛沫がー、ソーシャルなんたらがー、って。
学分散登校が始まり、みんなが恐る恐る授業をしているのを聞いていると、本当にこれでいいのかと思う。
新しい学習指導要領によって、ようやく日本も「学び方」を重視し始めてきた矢先。
今、現場で行われている授業は、10年以上前の学習方法である。(10年以上前の現場をしらないけれど。笑)
それでいいのか、日本の教育・・・
小さいうちは。
自分には幼稚園に通う子どもがいる。
今朝、息子の幼稚園のお友達から手紙がきた。
手作りの封筒に、折り紙で折った動物と、簡単な一言お手紙が入っていた。
そういえば、
一週間前に、そのお友達に手紙を書いたんだよーって嫁様が言ってたな。ラブレター書いたよって。笑
そのお返事らしい。
息子の通う幼稚園は私立で、とても穏やかーな幼稚園だ。園舎は古い重要文化財の木造で、自然も豊かな中にあり、ゆったりとした雰囲気も気に入っている。
息子も幼稚園が大好きで、コロナの影響でなかなか友達に会えず、いつも幼稚園に行きたがっている。(預かり保育にはいっているが、ごく少人数だ)
その幼稚園は、経験・体験を大切にしている。たとえ、現代の技術を使えばさっと済むことも、じっくり考え体験させている。
そんな園なので親も同じような意識の人が多く、先の手紙もその1つだ。手作りの封筒に不器用な折り紙、たどたどしい文字。
一見すると面倒で効率が悪いが、子どもの思いを大切にしたものだと思う。
「そんなに会いたかったラインでテレビ電話しよう」と親が言ってしまうのもありだけど。
その時の子どもの思いは「手紙」だったんだな。
ハイテクもローテクも、効率も非効率も、小さいうちは何事も体験してみよう。体験していれば大きくなったときに本当に自分にその時々に必要なものが見えてくる。
そんな事を思う自分は、実は超ドライな超効率主義者であるが。笑
シンプルに賛成
うわぁ、シンプルに賛成。
そして、一般の保護者にもわかりやすい文章。
算数の文章問題が苦手[教えて!親野先生](ベネッセ 教育情報サイト) - Yahoo!ニュース
結局、算数って、生活から「問い」を見つけ、授業で解決し、それを生活で生かす。
これなんだよ。
本当の力になるし、そもそも面白いし。
文科省の衛生管理マニュアルでは教室に荷物はないらしい!?
文部科学省から新型コロナに対応した衛生管理マニュアルが出た。いわゆる、新しい生活様式という。
そのレベル1の場合、教室のレイアウト例がコレ↓↓
説明には、これで40人程度まで間隔をとって授業が可能だそうな。
ウチの教室もこのぐらいの大きさで、高学年36名。
この配置は不可能。
たいていの教室には後ろにランドセルを入れるようなロッカーがあり、40人近くなると、横のロッカーも習字セットやら音楽の道具やらを置くのに必須。
さらに荷物を置くということは、そこから物が取り出せるスペースも確保。
うーん、
「文科省は現場を知らんなぁ」と安易に怒っている人は、あまり好きではないのだが、
今回はちょっとね。無理があるよね。
さて、来週にはウチもこんな教室の配置にしなければ。笑
休校&一部分散登校中の課題は?②
さて、前回の続き。
私自身はどのような家庭学習の課題を出しているかということだが。
先に言っておかなければならないのは、
動画での授業配信や、ウェブ上でのホームルーム活動などは一切行っていない。
プリントオンリーである。
これは市の方針に従っているだけだが、
もし公立小学校の一教師が勝手に授業の配信を始めたらダメでしょう?(本当はめちゃくちゃ配信したいけど。笑)
で、その配っているプリント。
作っている基本方針としては、
「授業で考えを深めるための材料集め」
である。
あくまで材料集め。
ここでいう材料とは、個人の考えや意見・発見など。
例えば、
国語科の物語文の時系列の読み取り。
社会科の資料を見て気づいことや疑問など。
などなど。
これらを集めておいて、いざ授業になると、それをもとに単元の中心である部分の話し合う活動を行う。
いきなり授業の本丸に入れるという計画。
これで授業時間としては半分ぐらいになればいいかな、と考えている。
まぁ、これも子どもから提出されたものを見ると、うーん、大丈夫かなぁと思うんだけど、、、
文部科学省の方針と私個人の思いの折衝がこの辺りなのかな、と思ってやっております。