キリン先生の教育ブログ

小学校教員の業務の中で考えていることなんかをダラダラ書いてます。。教員を目指す人にも、保護者にも、全く教育業界を知らない人にも、立ち止まって考えてもらえたらと思います。

休校&一部分散登校中の課題は?②

さて、前回の続き。

私自身はどのような家庭学習の課題を出しているかということだが。

 

先に言っておかなければならないのは、

動画での授業配信や、ウェブ上でのホームルーム活動などは一切行っていない。

 

プリントオンリーである。

 

これは市の方針に従っているだけだが、

 

もし公立小学校の一教師が勝手に授業の配信を始めたらダメでしょう?(本当はめちゃくちゃ配信したいけど。笑)

 

で、その配っているプリント。

作っている基本方針としては、

「授業で考えを深めるための材料集め」

である。

あくまで材料集め。

 

ここでいう材料とは、個人の考えや意見・発見など。

例えば、

国語科の物語文の時系列の読み取り。

社会科の資料を見て気づいことや疑問など。

などなど。

 

これらを集めておいて、いざ授業になると、それをもとに単元の中心である部分の話し合う活動を行う。

 

いきなり授業の本丸に入れるという計画。

 

これで授業時間としては半分ぐらいになればいいかな、と考えている。

 

まぁ、これも子どもから提出されたものを見ると、うーん、大丈夫かなぁと思うんだけど、、、

 

文部科学省の方針と私個人の思いの折衝がこの辺りなのかな、と思ってやっております。