いざ長期戦へ
ここまで休校が続くことを予想していた教師がどれだけいただろうか。
全国の様子を見ていると、文部科学省の方針転換もあって、流れが変わっている。
今までは短期戦のつもりで、
「家庭の支援をして児童を預かりながら再開までもたせる」
といった感じだった。
ところが、緊急事態宣言以降の流れは、まさに「長期戦」を見据えたものである。
最も大きな流れは、家庭での学習課題を「前学年の復習」から「新しい学年の学習」に変えたことだった。
しかも、定期的に配布し、回収。そして評価までするというのだ。
これは、どう考えてもゴールデンウィーク明けに再開するつもりではなく、長期的に(数週間単位で)休校が延期されることを示唆している。
本市でも、毎日の家庭学習の予定を学校が作成し、新しい教科書に則した学習課題を配布している。しかも一週間ごとに。
このまましばらく続いても大丈夫なように動いている。
前回のブログでは、のんびりしているようなことを書いたが、今は半端なく忙しい。
なにせはじめての試み。しかし、子どもたちの学習はおろそかにできない。
個人的には新しい学習までさせることは猛烈に反対である。いくら遅れても、学校でよく考えて話し合い、みんなで練り合う協働的な、真の学習をすべきである。
学習時期が遅れることは大した問題てはない。
内容が薄まることの方がよっぽど問題である。
どちらにせよ早く終息することを願うばかりである。